私共修理工場の債務 そしてみなさんは

私は今まで色々保険に関する事を書いて来ましたが

損保の関係者さんも読んで頂けているようで
今回 アジャスターさん本人からもお聞きする事が出来ました。



先日立ち会いによる損害確認に要らした方でしたが
当サイトを良く読んで頂けたそうで
実際にお話しした印象と 私の希望的観測では
保険の本来の在り方を理解はして頂けいる様に感じました。


まず、私共ではまず
・車の損傷を診察
・お客さんの要望を伺い
・要望を踏まえた修理内容及び想定結果をご提示し
・メリット/デメリット、場合によっては以後のリスクをお伝えする

そしてこの内容を
基に
実際お客さんが何を望まれているのかをお伺いして
高品位の修理にするか
リーズナブルな修理にするか
軽補修などその場しのぎの修理で終わらせるか
その様な最終的な修理の打ち合わせをさせて頂く。


これが全てだと思っています。





そして、お客さんが【自動車保険】などを購入されている場合には
保険会社は保険契約に基づき、”事故直前”の状態に復帰させる為に必要な措置を
以下五原則を基として損害査定をします。
・性能の回復
・安全性の確保
・耐久性の確保
・美観の回復
・経済性の確保

そしてこれらを主たる目的として復帰修理するために必要となる費用を
現時点での再調達価格を基本にして、裁判水準までを基準として保険金額を算定します。

そして、この保険金額の算定は
上記五原則が基準となりますが
お客さんの望む修理費用では有りません
また修理工場が必要とする修理費用でもありません。

あくまでも、保険契約上の【裁判による判例を基に、同等の水準になる様に計算された費用】と言う契約が殆どだと思いますので)
これに基づく復帰修理に必要と考える費用の算定を保険会社が行い
お客さんへの提示されます。

この様に、保険金は保険契約に基づく算定により算出されますので、私たち修理工場の修理前提の見積もりと同じではありません。


この違いをどうするかは、最終的にお客さんの判断により変わりますし、弊社との修理内容の打ち合わをさせて頂けます。

・保険金に合わせた修理をするのか
・保険金に費用を足して高品質にするか

・保険金より下回る費用の品質で抑えるか
・または、保険金だけ貰い、修理は止めて車を買い換えるなど

これらはお客さんと最終的な打ち合わせの上で決めて行く。

これが現行の保険契約上、そして現行の民法上の正しい商取引



これらを損保の一部の方であれ、理解してくれた人が居ると言う事が嬉しいですね。

現在の保険会社は、経済的被害者の救済では無く
自社の利益、自社の株主の利益のために保険という金融商品を売る
ここにしか思考が働いていません



でも、現場の方が理解してくれていれば
将来 本来の「保険」と言う物の在り方が
正し物に戻る日も そう遠くない様に思えました。




後は、皆さん自身
起きてしまった事故の”当事者”であること
保険契約の”当事者”であること
修理契約の”当事者”であること

また、保険会社
事故に関して第三者であること
賠償事に関して第三者であること
修理契約の第三者であること
※事故と賠償に掛かる示談代行の義務は、被保険者と保険会社とは当事者関係としてありますが、被害者にとって保険会社は原則第三者です。


ここは皆さんがしっかり理解しておかないといけない所です。
皆さんが当事者ですから。

2017/09/19

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