インターネット上で得られる情報の利用についてのアドバイス


インターネットの普及により、世の中に存在するしないに関わらず、多様な情報を簡単に発信したり利用出来る時代になりました。
その為その情報利用の便利さの反面、一方で十分に吟味されていない(想像・空想)とも思える様な情報が、安易に発信され、利用の仕方によっては思わぬトラブルに至ることも有ります。

弊社では自動車ユーザーの不利益にならない様、出来る限り事実に伴った情報を発信しておりますが、公共性のある掲示板などでは、到底事実とは思えない情報が書き込まれるなど、危険も少なくありません。

その為それらの情報を利用するにあたり、どう判断すれば良いかをここでアドバイスさせて頂きます。

主にインターネット上での情報利用を想定していますが、インターネット以外の場で情報を利用する場合にも一般的にあてはまると考えています。


<どんな情報を利用するか・・・質の高い情報を利用する>

 

1 情報提供の主体が明確なサイトの情報を利用する

情報の提供者が明らかでない場合(特に掲示板など)、情報の提供に伴う責任が有りませんので、掲載された情報の信憑性・精度が低い。また、情報の利用に際して、トラブルが起こっても、十分な対応が期待できません。情報提供者の名前、所在地、連絡先が明示されていて、その実在が確認できることが重要です。

2 営利性のない情報を利用する

試験データや 最新の科学的に見える情報であっても、情報提供の裏に物品の販売や特殊なサービス等の営利的な目的が隠されている場合があります。その情報提供によって、誰かが利益を得る仕組みになっていないかどうかを見極める注意が大事です。

3 客観的、実務的な裏付けがある情報を利用する

一見、専門的な情報に見えても、その内容が独断的で、科学的な理解を超えるような疑わしい情報には注意が必要です。必要とする内容が、他のサイトや記事、試験データ等が正確に引用されていて、きちんと科学的な裏付けがなされている情報かどうかを判断する必要があります。

4 常に新しい情報を利用する

自動車に利用されている技術や情報は日進月歩で進歩しています。最新の情報も更新されないままでいると、いつのまにか古い情報になって、その利用価値も変化していきます。掲載された情報が、いつの時点のものか、またいつ更新されたのかを常にチェックしていく必要があります。

5 複数の情報源を比較検討する

インターネット上では色々立場の人が、色々考えをもって、情報発信をしています。同じテーマでも、立場によって見方が違ってきます。特定の情報だけを利用するのではなく、複数の情報を読み比べながら、自分に必要な情報を選び取っていく姿勢が大切です。

 

<どう利用するか・・・情報利用は自己責任で>

 

6 情報の利用は自己責任が原則

不特定の多数を相手に提供されている情報を利用して、万一利用者が不利益を被っても情報提供者の責任を問うことは難しくなってきます。「情報の利用は自己責任で」を基本に、冷静、慎重に情報を利用すべきでしょう。

7 疑問があれば、専門家のアドバイスを求める

インターネットなどで提供される情報の中には、現在の状況に合わないものや、根拠のあいまいなものがあったりします。最新の情報をいち早く享受できるチャンスもありますが、反対に誤って損害に結びつく危険性もあります。提供された情報を鵜呑みにせず、常にリスクを考え、疑問があれば公共機関、ディーラー、工場、メカニックなどの専門家の意見を求め、適切なアドバイスを受けてください。

 

<情報利用の結果は・・・自ら検証する気持ちで、よりよい情報共有を>

 

8 情報利用の結果を冷静に評価する

情報は、その情報が実際に利用された時に、内容価値に対する評価が下されていきます。情報利用に際しては、情報の中身を自ら検証する気持ちをもって、また利用の結果に対しても、冷静かつ公平に評価が下せる余裕が必要です。


■この「インターネット上で得られる情報の利用についてのアドバイス」は、インターネットの医療情報の安全な利用環境づくりに取り組む特定非営利活動法人日本インターネット医療協議会(JIMA)が作成した「インターネット上の医療情報の利用の手引き」をもとに、昭栄自動車株式会社が自動車業界用に変更し、作成したものです。利用にあたっては、日本インターネット医療協議会の了解を得ています。

2010.05.11

不許複製

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