インフルエンザ

うちの子供がインフルエンザの疑いがあったので、医者へ行った時に頂いたプリントが、分かり易かったので紹介します。

新型インフルエンザについてのプリントが有りましたので、紹介します。

2009/05/27 更新

インフルエンザの診断と治療

 インフルエンザはの冬季の風邪の(特に子供掛かりやすい)原因の1つです。現在は診断と治療か確立していますが、場合によっては脳症の様な重い合併症が発生する事もあります。

 ここでは、インフルエンザについて、お母さん、お父さんから多く聞かれる質問や、医師の方から知っておいて頂きたい事柄について簡単にご説明致します。詳細については診察時にお聞き下さい。

◆ 診断

 インフルエンザの診断方法に迅速キットがあります。お子様の鼻に綿棒を入れて検査します。検査自体は直ぐに終わりますが、検査の結果が出るまでに1〜2時間のお時間を頂く事があります。

 また発症後(熱が出始めてから)8〜12時間程度は検査の結果が偽陰性となる(実際にはインフルエンザであるのに、陰性と間違って出る)ことがしばしばあります。また、それ以降の時期でも偽陰性となることが10%程度あります。

 なお、抗インフルエンザ薬(次の項もご参照下さい)を内服し始めた後に検査すると、やはり偽陰性となることが多くなりますが、半日から1日くらいは正確に陽性とと出ることが多いようです。

 次の項にも書いてありますが発症後48時間経過すると抗インフルエンザ薬が効きにくくなります。しかし、検査をする事で病名を確定する意味はあります。

◆ 治療

 まず強調したいのは、インフルエンザは無治療でも自然治癒する病気である事です。

 インフルエンザはウィルス感染症である為、抗生剤(細菌感染症に効くがウィルス感染症には効かない)は原則効果ありません。

 抗インフルエンザ薬としてタミフル、シンメトレルなどがあります。いずれの薬も非常に良く効く薬ですが、発症後48時間後以上経過すると効き目がかなり落ちてくる事が知られています。検査で陽性とわかり次第、内服することをお薦めします。

 薬は1日2回、3〜5日間、医師が指示した期間飲み続けてください。熱が下がってからも飲み続ける必要があります。また、どんな薬でもそうですが、お子様の年齢、体重に合わせて処方されています。他人に出された薬を使うのは絶対にお止め下さい。

 もし薬が効かない時期になってしまった場合は、数日間安静にすることで自然治癒します。他の風邪同様、水分を十分に取らせてください。

◆ 合併症

 インフルエンザにかかった方の大半は後遺症はなく治癒します。合併症として、生後6ヶ月から6歳くらいまでの子供に熱性痙攣が見られますが、親御さんとして最も心配なのは、インフルエンザ脳症・脳炎では無いでしょうか?

 インフルエンザ脳炎・脳症は、痙攣や意識障害を発症症状とする子供特有のインフルエンザ合併症です。(ただし、痙攣が起きたからといって必ずしも脳炎・脳症になるわけではありません)。一旦この状態になってしまうと致命率も高く、集中治療が必要です。

 しかし、インフルエンザにかかった子供の中で実際に脳炎・脳症になる確率は約1万分の1といわれており、麻疹(はしか)の子供が脳炎・脳症になる確率(約1千分の1)とくらべてもかなり低いと言えます。インフルエンザが流行すると、それに伴って脳炎・脳症となる子供の数が増えるため、マスコミで取り上げられる事が多くなる訳です。

 解熱剤の一部が脳炎・脳症を引き起こしやすいという報告がありますが、当院で処方される解熱剤のアセトアミノフェン(商品名:カロナール、アルヒニー、アンヒバなど)にはそのような副作用は報告されていません。安心してお使い下さい。

 なお、インフルエンザにはA型とB型があり、A型の方が若干脳炎・脳症になる確率が高いようです。

 また、一冬にインフルエンザに2回かかる方もいらっしゃいますが、これしA型とB型の両方にかかりうるからです。

発症後8時間以内:検査上陰性となることが多い。薬は効く。
  • 検査をして、その結果により薬を処方する。
  • 検査をするが、たとえ陰性でも薬を処方する。
  • 検査は後日行い、その結果により薬を処方する。
  • 検査は後日行うが、現時点で薬を処方する。

発症後8時間から48時間:検査は高頻度で陽性となる。薬は効く。

  • 検査をして、その結果により薬を処方する。
  • 検査をするが、たとえ陰性でも薬を処方する。
  • 検査はしないが、薬を処方する。

発症後48時間以降:検査は高頻度で陽性となる。薬はあまり効かない。

  • 検査をして、その結果により薬を処方する。
  • 検査をするが、たとえ陽性でも薬を処方しない。
  • 検査をしない。

インフルエンザの予防法

一番の予防は、予防接種。

インフルエンザの予防に、普通のマスクは無駄だそうです。

超目の細かい『付けてると息苦しい位の』物以外はウィルスが通り抜けてくるので予防にならない。

ただし、インフルエンザにかかっている人がマスクをしていると、周りの人への感染を半減させる事には成らしいです。(咳の時の飛沫を抑えられます)

効果のある予防法は、【うがい】【手洗い】、これも非常に効果がある予防だそうです。

そして、飲食や鼻をほじりたくなった時には、もう一度【手を洗う】。この手から移る感染が一番多いと言う事でした。

エタノール消毒も効果はありますが、頻繁に使用していると手が荒れたり、アルコールに弱い人は腫れたりもしますので、石鹸で手を洗うのが一番良いようです。(わざわざ買って来てまで薬用石鹸を使う必要はない)

そして、出来るだけ喉を潤しておく、細かく水分補給を行い、喉がカラカラにならない様にする。

後は体力が落ちない様に睡眠をしっかりとる。

皆さん、家庭で一人でも体調の悪い人が居ると、家族全員が大変になりますから、出来るだけ効果的な予防を心がけましょう。


新型インフルエンザについて (一部の表現が公共性としては適切でない所がありますが、医師個人の意見として受け止めていますので商品名を除きそのまま紹介します)
  1. マスクは咳の直射を浴びる密閉空間では必要です。
  2. マスクを外す時は耳掛け部分を持って外します。マスク部分をつまむと集めたウィルスが指につきます。
  3. 咳やくしゃみなどで飛散した飛沫は、やがて手すりやテーブルに沈着します。それを触った指で目・鼻・口・食べ物を触ると感染します。
  4. 手を洗うまでは、首から上を触らない、を徹底しましょう。
  5. 過労は免疫力を落とします。
  6. 口ゆすぎ程度のうがいは、防御粘膜層を保護して、一般風邪の感染を減らします。
  7. イ*ジ*(茶色)のうがい液は、防御粘膜層を破壊して、逆に感染を増やします。通常の環境では有害無益です。
  8. 薄めた中性洗剤液で机や手すりを拭くと、ウィルスは減ります。
  9. アルコール消毒液は、乾燥する瞬間にウィルスが失活します。
  10. 糖尿病・喘息やCOPDなどの肺疾患・妊産婦・BMI30を超える肥満・心肝腎や特殊な代謝疾患は、死亡リスクを高めるので、確実な治療を受けて下さい。
  11. タバコの死亡率はインフルエンザなどとは比べものになりません。またインフルエンザの死亡率を格段に上げるでしょう。今すぐに禁煙するべきです。
  12. 65歳以下の人は、新型インフルエンザ用のワクチン接種をお薦めします。ただし、生産はまだ開始されていません。10月頃には病院の掲示などを注意しておいて下さい。
  13. 今後2年間にわたって何波にも渡って流行が生じると予想されています。毒性が低い間は広まりやすく、大量の欠勤者が出るでしょう。途中から強毒性になる可能性もありますが、全世界的観測網が敷かれていますので、情報はわかり次第お知らせします。現状では恐れる必要はないでしょう。

 

上記13番の中に書かれている「情報」のお知らせは、このお医者さんでのお知らせなので、その時期に私が情報を入手出来るかは解りませんので、実際問題としては皆さん掛かり付けのお医者さんや報道などを注意して確認して下さい。


前のページに戻る

HOME

インフルエンザ 予防 対処

Copyright (C) Shoei car Co., Ltd. Hideo Takano. All Rights Reserved.