水抜き剤 燃料 ガソリン 軽油 添加剤 故障 原因 要因

水抜き剤 燃料に入れる添加剤についての見解です。


今まで水抜き剤についての質問や、それに関わる質問に対しての私の回答ですが、私は今まで水抜き剤を入れる必要は「全く必要無い」と書いて来ましたが、若干変更します。 (実際不要ですが)

「全く必要がない」を訂正して「基本的に水抜き剤を投入する必要は無いが、常に少量の燃料で使用している車を対象に、"適量で有れば使用しても構わない"」と言う事に変更致します。 
※でも実際使用しなくても問題はありませんので、使用しましょうとは絶対に言いませんので勘違いしないで下さい。

 某自動車メーカーお客様相談室に水抜き剤に対する見解を問い合わせた所、「常に少量の燃料で使用している車を対象に、適量なら使用しても構わない」と言う表現で説明を受けました。 
「使用しても構わない」と言う事は、使用しなくて良いが、使用したければユーザー自身の責任において、適量なら使用しても良いですよと言っているだけなので、基本的には使用しない方が良いでしょう。

ユーザーの方々におきましては、給油時に燃料を満タンにせず、半タンク程度しか入れない方、または一度給油してから有る程度使い切る位までの期間が異常に長い方等に関して、実際には不要だと思いますが、どうしても気になるなら水抜き剤も"適量"でしたら投入しても構わないでしょう。

適量、これも難しいですが、上記の様な使用方法の場合、使用するとしても年に一度程度が無難だと思います。それ以上入れるのは全くの無意味です。

出来れば入れない方が良いですが。

2003.11

以下は、先日弊社に寄せられた某ガソリンスタンドの方からのメールです。


以下は頂いたメール、原文のままです。送信者の名前は変更してあります。
昭栄自動車株式会社 殿

はじめまして!

OOOOのKと申します。

いつも貴社のご回答を拝見させて頂いて感心しております。

某オープンサイトの水抜き剤の回答の件で、考えさせられる点がございましたのでサイトを通さず、直接メールさせていただきました。

水抜き剤について・・・全く必要がない物がどうして販売されているのでしょうか?

まして水抜き剤がトラブルを引き起こす原因であることを1つの起因として主張するのであれば、車を愛する業者として原因をハッキリ突き止めた上で訴訟を起こすべきではないでしょうか?

オープンサイトでのこういったご意見は、個人の主観と言えど責任を持って発言いただきたい事ですし、主観とあえて付け加えていらっしゃるのは「自分の発言には責任は持てないよ」と逃げておっしゃっているのと同じです。

私は前の投稿でも記載した通り、トラブルが起きたのは使用方法に誤りがあった(量を入れすぎた)のではないかと思われます。

メーカーからも入れすぎないよう注意を頂いております。

入れすぎの原因としては、全国のガソリンスタンドの中にはキャンペーン期間の目標数字を達成する為に50gタンクに水抜き剤を3本も4本も入れている所があると聞きます。

私の会社では、適量を遵守しています。おかげさまでそういったトラブルは一切発生していません。

水抜き剤を定期的に使用されている方が、水が原因でエンジントラブルを起こした例も御座いません。

反対に、今から15年程前ですが、水抜き剤を使用されていないお客様で、いつも20リットルだけ給油(月1度程度の給油され満タンにされないお客様/自社のみの給油)している方が、結露した水が原因でエンジントラブルを起こされた実例も御座います。

その方は、それからは常に燃料が残り半分になったら満タン給油され、お客様の方から指名で水抜き剤をご注文頂いています。

当然のことながら現在に至るまで全くトラブルがなく喜んでいらっしゃいます。

私の会社は現在、お客様車輌台数が約48000台をお世話させて頂いています。

その中で年3回(月単位)の水抜き剤販売をし、1回あたり16000本(14000台)お客様にお買い上げいただいています。

私の知っている限り、ここ20年間で水抜き剤によるトラブルは販売当初のディーゼル車1台だけです。
(この時は社内の徹底が行き届いておらず、軽油40リットルに対して3本の水抜き剤を入れた事が原因で、今だに忘れられない苦い思い出です)

それから「給油口の蓋の裏を見る」のは結露で水滴が出来ることをお客様にご理解いただくためだけの事です。

確認した日時が寒暖差のない乾燥した日だったら、水滴なんて見あたらないでしょう?

私たちのように結露の仕組みを知っている者が確認する必要はないんです。

分析データでは、燃料自体にも水分がコンマ何%かは混入しています。

エンジントラブルを引き起こす水分の割合は%が分岐点かは知りません。

例え、水分がエンジンに回らなくともタンクの底に徐々に溜まっていく水分は、やはり錆びの原因や水垢の原因にもなります。

フューエルエレメントが錆で赤くなったものを見たことがあるでしょう?何らかの悪影響はあるのです。

私たちは、商品を批難してはいけないと思います。

それは良いと信じて使用し、結果的にトラブルを未然に防いでいるお客様を批難するのと同じだと思います。

私たち整備に関わる者は、トラぶった車を整備する事だけではありません。
整備も予防整備があるのと同様に添加剤にも予防があるわけです。

自分達が過去の実績から作り上げたものが全てではありませんが、そういった信頼できる商品や技術をお客様にPRし、お客様のカーライフが快適且つ経済的になるお手伝いをすることだと思っています。

最終的に選ぶのはお客様です。信じる方が救われるか、信じなかった方が災いに遭遇するか・・・私たちは自信があるから、お客様に喜んでいただけるのではないでしょうか?

長々と失礼いたしました。

誤解を生むかもしれない回答だけは差し控えて頂けたら幸いです。

今後とも宜しくお願い致します。


以下は私からの返事です。
K 殿

メール読ませて頂きました。

不特定多数の方が見る所での書き込みは難しいですよね。

全ての方が全く同じ環境で同じ使い方をされているのなら、こう言った問題は起こらないのでしょうが、そうで無いのが現実です。

ですから色んな意見が出るのも仕方のない事です。

と言う前おきで。

まず極端な書き方をしてしまいましたね、「全く必要がない」は訂正します。

ですが、全ての車両に必要な物では無く「常に少量の燃料で使用している車を対象に使用しても良い」と言う表現に変えます。

本日、某自動車メーカーに問い合わせた所「常に少量の燃料で使用している車を対象に、使用しても構わない」と言う表現で説明を受けました。

 

さて、それ程必要の無い物が何故販売されているか。

それは(販売店が)利益を上げる為でよね。

もしもそれ程必要性の高い物なのであれば、自動車メーカーが水抜き剤の定期投入をメンテナンスノートなどに明記するはずですよね。

何故書かないか、それは基本的に必要ないからだと思いませんか?

今までもそうですが、ガソリンスタンド関係者以外の方が水抜き剤の事で目の色変えて反論するのを私は見た事がありません。

ましてや訴訟などと言う表現まで。

私は私の考えで「不要」を主張しているだけですが、考えの違う方もいらっしゃるでしょうし、使用方法も使用環境も違う方全てに使用不可だと言っているつもりも無いです、(ただ掲示板では「全く不要」と書いてしまいましたので、今訂正してきました)

ですから「主観」としているだけです。

訴訟などする暇も無いですし、公共の掲示板でやり取りすれば、それを見たユーザーさん達が各々で判断するでしょうから私はそれで良いと思っています。

それに私は別に逃げも隠れもしていません。

所在も名前も公表してます。

私の考えに不満があるのでしたら逆に「水抜き剤を使用しないと車が壊れる可能性が高くなる」とOOOO殿のホームページや色々な掲示板にでも書かれてはどうですか?

それと御社では適量を適切な時期に投入されているようですが、全国のSSの内、どれだけの事業所がそれを守っているでしょうか?

自動車メーカーでは年間を通した計算での投入は可と言ってましたが...

フューエルフィラーを見ると凄く頻繁に水抜き剤を入れられているケースも多いです。

御社をご利用のお車が48000台有る様ですが、日頃他店を利用していて時々御社を利用する車の水抜き剤投入のシールを見た事がありますか?
剥がしてみた事はありますか?

もし無ければこれから暫くやってみると良いですよ、まぁ地域差などもあるかも知れませんが、無闇に水抜き剤を投入しているSSの多いのが解ると思いますよ。

それらを見ればKさんが言われる「トラブルが起きたのは使用方法に誤りがあった(量を入れすぎた)のではないかと」と言う事が現実するのが少しは理解して頂けるのではないかと思います。

ですから、SS経営者さんとしては、まずSS業界で、正しい使用方法の徹底を行う等の対策を取ってから反論された方が良いのでは無いですか?

私は別に御社を標的に書いている訳では無いです。

逆に言えば、正しい使用方法を書き「当社はそれを守っています」と明記されれば御社の利益にも繋がるのではないでしょうか。

正直者が馬鹿を見るのは私も嫌いですから。

不具合に関しても、水抜き剤を使用している車が全て不具合を起こしたとも書いてません。

ですが、入れなくても良い物を入れていて不具合を起こせば、まずその不要な物の使用を止めるのが基本ですよね。

疑わしきは使用せず、です。

仮に水抜き剤を使用しなかった為に不具合を起こしたなら、それは水抜き剤不要論を唱えている者が疑われても仕方がないですし、逆に水抜き剤を使用している車が不具合を起こしたなら、それは水抜き剤推奨論者が疑われるのも仕方がないでしょう。

 

また「>私たちは、商品を批難してはいけないと思います。」とありますが、これは間違いです。

良いと思った物以外は私は薦めませんし、良く無いと思った物は否定します。

水抜き剤に関してだけではありません。

オイルの添加剤、ラジエータの添加剤など全てです。

また、「>私たち整備に関わる者は、トラぶった車を整備する事だけではありません。整備も予防整備があるのと同様に添加剤にも予防があるわけです。自分達が過去の実績から作り上げたものが全てではありませんが、そういった信頼できる商品や技術をお客様にPRし、お客様のカーライフが快適且つ経済的になるお手伝いをすることだと思っています。」

これに関しては私も同感です。

実際私もそうしています。

ただそれがこと水抜き剤に関しては逆の考えで表面化しただけですね。

「>最終的に選ぶのはお客様です。信じる方が救われるか、信じなかった方が災いに遭遇するか・・・」

Kさんこれも間違っています。

"信じて裏切られる"事もあります。

「私たちは自信があるから、お客様に喜んでいただけるのではないでしょうか?」

これも少し違います、自信を持っている事(物)でも、結果として良く無かった(良く思われなかった)と言う事もあります。

私の認識が甘かったのだと言われればそうかも知れませんが。

 

また話が少し戻りますが、世の中に必要が無いにも拘わらず販売されている物って凄く沢山ありませんか?

例えば最近微妙に流行っている?窒素ガスなどが良い例です。

公道を走っているだけの車に必要だと思いますか?

 

>「誤解を生むかもしれない回答だけは差し控えて頂けたら幸いです。」

これは今後気を付けたいと思います。

 

PS.基本的にKさんとは、水抜き剤に関する事以外は共感する事の方が多いので喧嘩などはしたく無いと思っています。

まぁ見解の相違と言うのは常に起こりうる事ですから仕方がないですが、自分は正しい事をやっているから間違いないと言うのでは無く、自分の居る業界はどうなのかと言う事も考えた方が良いと思います。

オープンサイトでは、色んな地域/場所の方が見られる訳ですから、OOOOさんの全く知り得ない所で、想像さえ出来ないことを行っているSSも有るかも知れませんよ。それらも含めた書き方をしないと、と思います。

自分のやっている事が全て正しいのかと言われると、大声で「はい!」とは言えませんが ^_^;

こちらこそ今後とも宜しくお願いします。

偉そうな事を沢山書きまして申し訳ありません。m(_ _)m


このメールを送ってくれた方は、この後1年足らずでこのSSを退社されました。
たぶん、自身がどのような環境の元で、どの様な内容の仕事をされて来たのかを理解したのだと思います。

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