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今回のレポート車両は
車名:トヨタ カローラバン
初度登録年月:平成9年3月
型式:EE103V
走行距離:50554q

 2〜3日前からキーキーという異音が前の方から聞こえてきて、ブレーキを踏むと音が止まるという症状だそうです。
(乗員談)
それでは点検から交換作業に入ります。
まず図2にあるブレーキ・ディスク・キャリパーの車体側にある8o(頭12o)のボルトを12oのメガネレンチなどで外します。

この時スパナ類はボルトの頭をなめてしまう事があるので使用しないで下さい。

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ボルトが緩んだら図3、キャリパーを外します図4。

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次にパッドを外し、脱着式のセンサーを内側のパットから取り外します図6。

センサーは通常内側になるパッドに付きます、4枚ともセンサーが付く場合もありますがそれ以外は内側に付きます。

   
 外したパッドに付いているプレートとパッドがはまっていたキャリパー・キャリアを綺麗に清掃します。(プレートの付いていない場合もあります)、このプレートを再使用する時には特に綺麗に汚れ(パッドのカスや古いグリースなど)を取り除いて下さい、鳴きの原因になります。

このプレートは主に無き止めとして使用しているようです。車種により形状も枚数も違います。

   
外したパッドと新品のバッドを見比べるとその差が解ります、図8の上が今まで付いていた物で下が未使用のパッドです。

見て解るように使用していた方は斜めに減っています、本来は均等に減っていかなければいけないのですが、殆どがこのように斜めに減っています。

交換の目安は当然残厚の少ない方を基準にします(当社で車検時などは4o以下の場合交換します)。

   
組付け。  
新品のパッドに 古いパッドから外したセンサー(センサーの摩耗が酷い場合はセンサーも交換)と清掃したプレートを取り付けます。

パッドにパッド用グリースを適量塗布し図9(うちではワコーズケミカルのスレッドコンパウンド使用)プレートを組み付けます。

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プレートとセンサーの組み付けが終わったら、キャリパー・キャリアにパッドを組み付けます。
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 パッドが確実にキャリパー・キャリアに組み付けられたら 次はキャリパーの組み付けになりますが、パッドが減っていたと言う事は、キャリパーのピストンが飛び出していると言う事でそのピストンを戻してやらないとキャリパーが組み付けられませんので、パイププライヤーなどで挟んで戻します図12、

ピストンを戻すとシリンダーに溜まっていたオイルがリザーバタンクに戻る(図13と15を比べて下さい)ので、溢れないように確認しながら行って下さい(図13、15では解りやすくキャップを外して有りますがキャップは付けたままサイドから油面で確認して下さい、希に勢い良く吹き出すことがあります)。

 またこの時にピストンの戻りが悪いとシリンダー内部が錆びていたり固着しかかっている可能性があるので余りに硬い時などはキャリパーのO/Hが必要かも知れません、

またピストンが有る程度スムーズに戻ってもシールラバーからオイルが滲んでいたり、垂れてくるような場合は、シールラバーのOリングが劣化/摩耗してオイル漏れを起こしている場合が殆どなので、これは確実にキャリパーのO/Hが必要です。

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ピストンを戻したらキャリパーを組み付けて終了です。 16
   
今回交換したパッドです。まだ厚い部分もありますが前記したように一番薄い部分が交換目安の基準になります、異音がしたらまず点検をして下さい。

足に響く音になったら最悪です。

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以上でパッド交換の作業は終了ですが、この作業も確実に行わないと最も事故に繋がりやすい部分です。

貴方の命も大切ですが、外部の人を巻き込んでしまうことも考えて行動して下さい。

不安な場合は認証工場に依頼して下さい。また自分で行う場合は特に、いい加減な点検や組付けを行わないよう心がけて下さい。重大事故に繋がったり、命に関わります。

 
ここに紹介した物はほんの一例です、この他にも数種類の違った構造のブレーキシステムがありますので、交換方法が知りたい場合は最寄りのディーラーでお聞き下さい。
 
また新品パッドと同封されている「安全にお使いいただくために」という注意書きがあります。
内容は以下の通りです。
 ブレーキパッド及びブレーキシューをご使用いただく上での、人身事故を防止するための重要事項が記載されていますので、必ず読み、理解してからご使用下さい。
!警告:下記事項を守らない場合、お客様御本人、または他の方が死亡もしくは重傷を負う事故の発生する場合があります。
1.ブレーキへの負担が過度の状態で続くと、ブレーキパッド及びブレーキシューを傷めたり、ブレーキの異常な温度上昇をともない、製品が本来持っている性能を発揮できずブレーキが効かなくなることがありますので、以下に示す項目は必ず守って下さい。
1)高速からの急ブレーキの繰り返しはしない。
2)最大積載量を超えた状態での走行は行わない。
3)長い下り坂においてはエンジンブレーキも使用し、フットブレーキのみの使用は避ける。
2.当ブレーキパッドまたはブレーキシューは、適用車種、年式の自動車ブレーキ用に開発された製品であり、その他の使用は出来ません。
!注意:下記事項を守らない場合、お客様御本人、または他の方が傷害を負う事故もしくは物的損害の発生する可能性があります。
1.ブレーキパッド及びブレーキシューの交換は、必ず認証を受けた業者に委託して下さい。
2.定期的に点検を行い、摩擦材の残りの厚みがブレーキパッドで最低4o以下、ブレーキシューで最低1o以下にならないよう、注意して下さい。
3.走行直後のブレーキは熱く、その時点でブレーキパッド及びブレーキシューを交換すると火傷する危険がある為、ブレーキが十分冷えてから作業を行って下さい。また、ブレーキパッド及びブレーキシューの摩擦材に含まれるファイバーが手等に刺さる恐れがありますので十分に注意して下さい。
4.ブレーキパッド及びブレーキシューを落下させたり衝撃力を加えたりするとダメージを受け、所定のブレーキ性能を発揮できない場合がありますので十分に注意して下さい。
と言う記述が有りますので出来る限り上記を守って下さいね。
 
なお、ここで紹介した方法は私が行っている方法です、貴方が交換作業するなら貴方の自己責任において確実に作業して下さい。こちらでは一切の責任を負いません。
 
 以下は今回掛かった費用です。尚工賃は事業所毎に若干の差が有りますので、目安として考えて下さい。
また車種により交換も部品代も違いますのでこれが全ての車に当てはまる訳ではありません。

作 業 名  部 品 名 工 賃 数 量 部 品
ブレーキ・ディスク・パッド 取替 5200

6900社外品
ショート・パーツ      使用   500
消 費 税 260   370
合   計 5460   7770
御請求金額   ¥13,230−  
ショート・パーツとは、清掃や組み付けに使用したウエス/グリース補充したブレーキオイルなど作業に付随する消耗品等を言います。
 
如何でしたか?今回の交換作業を読んでみて、この金額が高いか安いかは、貴方の考え次第ですが。
 
安全な走行がしたいのなら、やはりプロに任せる方がいいと私は思います。
 
以上、レポートでした。

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