自動車修理工場の見分け方
自分に合った自動車屋の見つけ方

当サイトの製作及び維持管理は全て管理人の「ひで」が行っております。


ユーザーの皆さんは以下の内容を良く読んで、自動車屋に車を預ける前に その自動車屋を良く観察して(調べて)から作業を依頼しましょう。

今はインターネットでも調べられる時代です、その自動車屋のホームページ自体が他社のコピーだったりする事も良く有ります。特に大手検索サイトの上部や右部分に広告している所は、要注意です。見た目はコピー出来ても中身は・・・、大金払って広告する分何処かで補わなければ行けません。

また、分解整備を依頼する場合は【認証】を取得している業者に依頼しましょう。

自動車屋は未認証でも仕事を受けられてしまいます。でも未認証だと分解整備も出来ませんから車の生命線を修理する事が出来ません、車検の場合も「代行車検」等と表記しています。こんな所でもまともな事業者かどうかが判断出来ます。皆さん注意して下さいね。


以前、"みの"さん司会の「医者スバッ」と言う特番で 医師が言ってました。

自分に合った医者を見分けるコツは、風邪ひいたらその度に色んな医者に掛かる事だそうです。

風邪程度なら間違った診断されてもそれ程悲惨な状況になる事は少ないと言う事のようです。

これは自動車屋にも言えます。

簡単な修理や整備の時はその度に色んな工場に行ってみて、対応や料金体系が自分に合った所を掛かり付けの工場にする。

これがリスクを少なく自分に合った自動車屋を探すコツです。


皆さんは、仕事(見積もり)を依頼する際、しっかりと内容説明や見積もり額を提示してもらいましたか?
その工場は社長や工場長、フロントマンと、作業員とのコミニケーションはしっかりとれている様に見えましたか?

 昔は、ユーザー自身が車の整備(修理)を全て工場任せにしていて修理工場の言いなりになっていました。(今でもまたそう言う方も居ますが)
そう言う昔の習慣を未だに修正出来ない工場に、それらを良しとしない方が作業を依頼すると「ボッタクられた」と言う様な事になってしまう事もある訳です。

今は、情報化社会です、金額的な事や作業内容等、どんな内容だと幾ら位が適正なのかも解る時代です。
詳しく分かり易い説明をしてもらい、正しい対価を支払う事が大事です。

 さて、上記した内容は現在は当たり前になっています、しかしながら自動車修理業界では、未だそれが出来てないお店も多く、基本姿勢が「仕事をやってやってるんだ!」と言う意識で行っている事が多い様に思えます。

 そういった工場では 古い考え方に固執していたり、サービススタッフがユーザーと全く対話が出来ない環境になっている、と言う事は ユーザーが望んでいる事をスタッフが認識する事が難しい。結果未だにユーザーニーズを理解出来ず、新しい現代にマッチしたサービスを提供する事が出来ない。担当者の考えが古く、昔ながらの固定観念のまま作業を行っていたり、スタッフにそれを強要する等、新しいニーズを取り入れる事をしない場合が多い。

 そんな工場は、知識も古く法改正に伴った対応も出来ていない。(消費者契約法など)
挙げ句、現況にそぐわない状況となり、ユーザーに内容を説明する事も出来ません。
中にはユーザーへの説明自体が面倒だと思っている担当者も多い。(インフォームド・コンセントが出来ない。)

 未だに多いのが、見積もりと実際の作業内容が大きく変わる場合でも(金額が増えてしまう場合など)、事前連絡を行わず「このままじゃ車検に通らないから」と言う理由で(実際、車検等では保安基準に適合しない損傷等がある場合、修理や交換をしなければならない場合があります)高額なパーツでもユーザーの承諾無しに交換してしまう事が多い。

 自動車業界では、長年「見積もり」をしてから作業を行うと言う概念が無かった為、法律や世相が変わってもそれを認識出来ず、見積りをしないだけでなく、ユーザーに金銭的な負担の掛かる様な内容の修理でも、未だ通例のごとく承諾無しに追加作業を行っている工場も多いのです。

 仕事を受けた者と、作業員とのコミニケーションがとれていない為に、ユーザーに依頼された事がなされていなかったり、やらなくて良い(ユーザーが既に行っている場合など)とユーザーに指示されている事(パーツの交換など)でも習慣的に行ってしまうなど、社内のコミニケーションがとれていれば防げるミスをしてしまう。

こんな事ではユーザーは修理工場に安心して車を預ける事は出来ませんね。

 最近は、自動車業界にも多数のフランチャイズやネットワークグループと言った組織が出来て来ましたが、殆ど全てのグループが高額な加盟費や会費、高額設備の導入規定がある為、会社の維持その物が大変な状況になっています、と言う事は当然修理費用も高額になり、「付加サービス」と称して、余計な整備や修理(付加整備と言います)を勧められるなど、予定外の出費に繋がる弊害があるのです。

※それに高額な機器や材料を導入しても、使いこなせていなければ、結局ユーザーの自家修理と同じです。

 フランチャイズ本部のホームページに書いてある紹介文などは凄いですが、実際には「安心基準」等と一定の品質基準を謳っていたり、中には独自の優良工場基準と称した物を作り、今後導入予定としている所もありますが、実際には予定しているだけで、いつそうなるのかも解らない所が多数です。

 ユーザーの皆さん勘違いしないで下さい。高額な設備があるから優秀な修理工場なのではありません。見栄えの良いホームページがあるから安全なのではありません。

仮にグループ独自の基準が高度な物だとしても、それを会員工場が全て満たしている訳でもありません。

サイトを検索すると、「当社の設備にはこれだけ高額な設備を導入しています」とか、「こんなに高額な材料を使用しています」等の宣伝文の羅列が沢山ある鈑金修理ネットワークの本部サイトに行き当たりますが、それらのネットワークに所属すれば職人の腕が上がる訳ではありません。呉々も勘違しないで下さい。

※見栄えの良いホームページは、年間数十万という費用を掛ければ誰でも持てますが、結局は中身(実作業)の問題になります。見極めが大事です。

実際問題、見栄えの良いホームページの維持管理費は、皆さんが支払う修理費用に上乗せされてるんです。

また、極端に安さばかりを前面に出して広告している場合は、人件費を大幅にカットしているか、何処かを端折っている、怖いです。スタッフの賃金が安過ぎる所は、スタッフのモチベーションもそれなりです。

 今はディーラーでもなければ無料代車などは当たり前です、当たり前のサービスを特化したサービスに見せる前に、如何にユーザーの求める内容の修理/整備が出来るかが第一だと思います。修理工場なのですから。

何度も書きますが、大きな組織に加入しているから安全安心と言った考え方は間違いです。
宣伝文句が全て皆さんに当てはまる訳でもありません。
ユーザーの皆さん、あなた自身が納得出来る内容の修理を行える工場を見つけて下さい。
実際に見に行けば解ることですが...。

 
消費者契約法
この法律は、平成十三年四月一日から施行し、この法律の施行後に締結された消費者契約について適用する。

消費者契約法が適用される可能性のある事例(説明不足)

  • お客様から整備工場にクーラーの修理の問い合わせをした。その時に「修理料金は8〜12万円位。修理を実施する場合の見積りは無料サービスします。」と口頭で言われ、実際に見積りを実施した所、17万円と言われた。予定額より5万円も高かったので、他店で修理しますと伝えた所、整備工場より「見積額の一割をいただきます」と請求された。
    【この場合、消費者契約法の第4条第2項の重要事項について、消費者の不利益になる事実を故意に告げなかった条文に該当する恐れがあります。 今回の場合、整備工場が見積もり時に(見積もりだけで修理をしない場合には、当社では見積額の一割を頂きます)との説明をお客様にしなかった為に起きたトラブル。】

消費者契約法は適用されないが、民法の債務不履行、詐欺等に該当する可能性がある事例で、ケースによっては整備料金が徴収できない場合があります。

了承を得ずに整備を行った

  • エンジンの調子が悪いと、お客様から整備工場に電話で整備の依頼をした。整備工場より車を引き取りに行ったが、その際「後で見積り金額を連絡します」と言われたが、そのまま見積り金額の連絡をもらえず整備を行い6万円を請求された。

明瞭な表示や説明をせず整備を行った

  • 整備工場より車検の案内ハガキが送られて来たので、車検を依頼した。ハガキには自賠責保険、重量税、検査登録印紙代、代行料等の法定費用等で10万円と記載されていた。整備工場では、車検の依頼があったので、お客様に何も連絡をしない(当然見積もりもしてない)で車検を終了し、20万円を請求した。 *案内ハガキには小さい文字で別途点検整備費用が必要である旨の印刷をしてあった。
道路運送車両法 認証

第七十八条  自動車分解整備事業を経営しようとする者は、自動車分解整備事業の種類及び分解整備を行う事業場ごとに、地方運輸局長の認証を受けなければならない。


分解整備の定義 法第四十九条第二項の分解整備とは、次の各号のいずれかに該当するものをいう。

一、原動機を取り外して行う自動車の整備又は改造

二、動力伝達装置のクラッチ(二輪の小型自動車のクラッチを除く。)、トランスミッション、プロペラ・シャフト又はデファレンシャルを取り外して行う自動車の整備又は改造

三、走行装置のフロント・アクスル、前輪独立懸架装置(ストラットを除く。)又はリア・アクスル・シャフトを取り外して行う自動車(二輪の小型自動車を除く。)の整備又は改造

四、かじ取り装置のギヤ・ボックス、リング装置の連結部又はかじ取りホークを取り外して行う自動車の整備又は改造

五、制動装置のマスタ・シリンダ、バルブ類、ホース、パイプ、倍力装置、ブレーキ・チャンバ、ブレーキ・ドラム(二輪の小型自動車のブレーキ・ドラムを除く。)若しくはディスク・ブレーキのキャリパを取り外し、又は二輪の小型自動車のブレーキ・ライニングを交換するためにブレーキ・シューを取り外して行う自動車の整備又は改造

六、緩衝装置のシャシばね(コイルばね及びトーションバー・スプリングを除く。)を取り外して行う自動車の整備又は改造

七、けん引自動車又は被けん引自動車の連結装置(トレーラ・ヒッチ及びボール・カプラを除く。)を取り外して行う自動車の整備又は改造


道路運送車両法 認証基準

第八十条  地方運輸局長は、前条の規定による申請が次に掲げる基準に適合するときは、自動車分解整備事業の認証をしなければならない。

一. 当該事業場の設備及び従業員が、国土交通省令で定める基準に適合するものであること。

二. 申請者が、次に掲げる者に該当しないものであること。

イ. 一年以上の懲役又は禁錮の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者

ロ. 第九十三条の規定による自動車分解整備事業の認証の取消しを受け、その取消しの日から二年を経過しない者(当該認証を取り消された者が法人である場合においては、当該取消しに係る聴聞の期日及び場所に関する第百三条第二項の公示の日前六十日以内に当該法人の役員(いかなる名称によるかを問わず、これと同等以上の職権又は支配力を有するものを含む。ニにおいて同じ。)であつた者で当該取消しの日から二年を経過しないものを含む。)

ハ. 営業に関し成年者と同一の行為能力を有しない未成年者又は成年被後見人であつて、その法定代理人がイ又はロのいずれかに該当するもの

ニ. 法人であつて、その役員のうちにイ、ロ又はハのいずれかに該当する者があるもの

 2 前項第一号の規定による基準は、自動車分解整備事業の種類別に自動車の分解整備に必要な最低限度のものでなければならない。


道路運送車両法第 標識

第八十九条 自動車分解整備事業者は、事業場において、公衆の見易いように、国土交通省令で定める様式の標識を掲げなければならない。

 2 自動車分解整備事業者以外の者は、前項の標識又はこれに類似する標識を掲げてはならない。


道路運送車両法第 設備の維持等

第九十一条の二 自動車分解整備事業者は、当該事業場に関し、第八十条第一項第一号の規定による基準に適合するように設備を維持し、及び従業員を確保しなければならない。


道路運送車両法第 罰則

第百九条 次の各号に該当する者は、30万円以下の罰金に処する。

(第78条第1項の規定による)認証を受けないで自動車分解整備事業を経営した者。

自動車業界(特に修理業)のインフォームド・コンセント

 車の修理に関する内容をお客様に理解して頂く上で、現車を確認した後に、お客様と修理工場が共に話し合い、双方が理解した上で作業する事が自動車修理に関する「インフォームド・コンセント」だと思っています。
 これを修理工場が一方的に修理方法を決めてしまうようなやり方はインフォームド・コンセントとは言い難いと思います。

と言う事で、「私の事業所はこれらが出来ています」と胸を張って言える様
常に志を持ちながら、これからも精進して行きたいと思います。

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